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*40 epiloge
           そしてまた翌日

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「えっ!
とりあげられた!?」
それはまたどうして・・・・・
しくしくとうなだれながら準備室に戻ってきた英美は説明し始めた。
「うん、あのね
ちゃんと私だって
音が出てバレないように
イヤホンしてたんだよ。」(デュフフの図)
「大人しく、
静かにしてたのに
なんでバレたんだろう・・・・・」
と当然の如くいけしゃあしゃあと何の疑いもなく愚痴をこぼす英美、
「イヤフォンしてるからだろ!!!」
他の三人から一斉にツッコミをくらう。
「・・と・・とりあえず、
職員室に弁解に行こう・・・」
この中で唯一冷静な外村が動き出す。
行ってみると当然、こってり叱られた。
「どーゆーことですかっ!!」
「よりによって
電子辞書でエロゲだなんて!」(sneg?)
「問題になりますよっ!!!」
担当の小林先生も珍しくすごい剣幕だ。
「そこはあの、ほら
ある種の情報教育の一環としてですね・・・」
もうダメかもしれない、皆は技研の活動停止を覚悟した。
「まぁまぁ、小林先生」
その時、説教に割って入ってきたのは
技術の授業を担当している吉田 和充先生だった。
充実(ジュウジツ)ではない、カズミツだ。
どうみてもただの髪が薄くてっぺんハゲな小太りおっさんだが
優しく、物持ちの良い彼の授業はものづくり好きな生徒に人気がある。
だが彼の受け持ちは3年生で今まで話したことはなかった。
「すごいじゃないですか、
生徒自身がこの辞書の
可能性に気づき、
自分で調べて創作したんですよ。」
そんな、和充先生・・・・・・
いつもは大人しい先生が僕らをここまで買ってくれるとは以外だった。
「そこでどうでしょう、
提案があります。」
「これを機にプログラミングなどの情報技術を勉強し始めては?」
「ウチとしても
電子辞書として
普及している
brian」を
授業教材として
用いたい。」
おおっ!!!
さすが、そんな提案をしてくれるとは。
HENTAI
教師、そこにシビれるアコがれルゥ。
「和充先生っ!!本気ですかっ!!」
小林先生がシンジラレナイといった顔をする。
「もちろん
この騒ぎを起こした
生徒たちにも
責任はとってもらいます。」
お構いなしに自分の考えを進めていく先生。
「そこで・・・」
そして自分の机の引き出しから何かを取り出した。
「キミ達、
この書類にサインしなさい」
!!!??
渡されたものおをみてみると
それは入部届だった。
「先生、これは・・」
「ええみての通りです」
「君たちは
これから
私の管理する技術室で
技術研究部で
働いてもらいます。」
「よろしいですね。」
おおっ!!!
歓声が上がった。
いつもはパッとしない先生のあざやかな論説ぶりに誰もがみとれていた。
「やったーっ!!
これでいつも
ネスラし放題!」
「わたし、写真加工の勉強する!」
「あたしももっと文章を磨く!」
「技術室って確か
1Fの機材とか揃っている
場所だよな!?」
「材料もあるし、
ハンダ付けとか工作とか
自由につかえる!!」
盛り上がり、空想を膨らます皆、
「小林先生もそれでよろしいですね。」
最後に念を押す和充。
「ええ・・まぁ・・・
教育の一環としてなら・・・・・」
渋々、認めてくれた小林、
こうも盛り上がっては止めようがない。
こうしして技術同好会は研究部として昇格しその活動の歴史が始まったのだった。


game

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